高血圧治療薬メインテートの個人輸入は違法?!

個人輸入とは外国の製品を国内で個人が使用をすることを目的に日本に輸入するというものです。個人が海外の販売サイトから購入する場合やまたは海外の個人輸入専門の販売業者から購入するという方法があり、多くの場合には個人輸入専門の販売業者、個人輸入代行業者を利用して購入するのが一般的です。

個人輸入される製品はさまざまですが、特に盛んなのが医薬品に関する輸入です。医薬品では輸入にかかる送料が安いため海外から輸入することで安価に手に入れることができます。また海外で生産される医薬品は国内生産されるものよりも安価に提供されており、薬代を抑えることができます。この理由は物価の違いなどによるものですが、一方で医薬品に含まれる成分は国内で生産されるものと変わりませんから、少しでも薬代を抑えたい場合には有益です。

しかし、医薬品の輸入に関しては薬事法によって規制されており、すべての薬が自由に購入できるわけではありませんし場合によっては違法になります。個人輸入代行業者の中には違法を承知で販売しているところもありますが、海外にある業者が罰せられることがなく輸入する側が罰せられることになります。

降圧剤として知られるメインテートは個人輸入する場合には5mg錠および10mg錠は一度に30錠まで個人輸入をすることができます。反対に30錠を超える場合には違法の扱いになります。なお、これらの規制は届出をする必要がなく購入できる量であり、その輸入が営利目的でなく純粋な個人使用である場合には、地方厚生局に届出をすれば、この以上の量を超えても個人輸入は可能です。

いずれにしても国内の処方せん医薬品の場合には用法用量の範囲内で1ヶ月以内の分量であれば何ら届出をする必要もなく個人輸入することができますが、反対に1ヶ月以上の分量を無届で個人輸入する場合には違法となるので注意が必要です。

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