高血圧と腎臓の密なる関係は学会ではすでに

高血圧と腎機能低下にはとても強い関係があります。腎機能が悪くなってきますと、体内の余分な塩分と水分を体外に出すことができなくなって、そうすると血液量が増えて血圧が上がる高血圧になるのです。血圧が上がると腎臓への負担がふえます。ますます腎機能が低下することになるのです。ということは腎機能を守るためには血圧をコントロールしていくことがとても大切なのです。
塩分の取りすぎは高血圧の大敵であることは学会だけでなく一般的にもよく知られていることです。普通は腎臓は食事からとった塩分(ナトリウム)を水分(尿)と一緒に体の外に出すという働きをしています。それが腎機能が悪くなると塩分と水分の排出が上手くできなくなってきて、血液の量が増えて血圧が上がり、高血圧となるのです。
腎臓から分泌されるレニンという酵素は血圧を上げる作用を持つホルモンを作るのに欠かせない物質があります。この物質によって血圧を一定に保っていく手助けをしているのが腎機能になります。ところがそこで腎機能が悪くなると血圧を調節する能力が低下するために高血圧になってしまう傾向にあるのです。それは無数の細い血管(末梢血管)から成り立っていて、老廃物を含んだ血液は正常な腎機能の働きで濾過されて綺麗にして心臓へと戻されるのです。ところが腎機能が悪くなり、血圧が上がると、この末梢血管が硬くなってしまい、血液が流れにくくなってしまうのです。そうすると末梢血管が力一杯働くことになり血圧がまた上がっていくというのになるのです。
高血圧を患っている人のおよそ30%の方が腎障害を合併していることは学会でも報告されています。
腎臓を守ることは心臓や脳を守ることにつながることも学会では報告されています。

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