降圧剤の種類と副作用について

現在、高血圧の人に降圧剤として用いられているものは6種類があり、各々に副作用が確認されています。
まず、利尿剤ですが、これはナトリウムから尿を排泄することで血圧を下げる薬です。降圧剤の中でも一番古い歴史を持つ薬で、一般的な治療においてはよく用いられるものです。個人差はあるものの低カリウム血症をおこす可能性があり、筋力低下や嘔吐、便秘や麻痺、動悸息切れ、けいれん、めまいなどの症状が現れる場合があります。次にACE阻害薬と呼ばれる薬ですが、これは血圧を高くするカギを握るアンジオテンシン返還酵素を阻害して血圧を下げる効果があり、副作用としては、約2割の人にですが空咳の症状が現れています。
カルシウム拮抗剤は最近では最も降圧剤として使用する薬となっていますが、これは血管を拡張させて血圧を下げる働きをし、副作用には動悸や頭痛、また浮腫み、便秘などが確認されています。グレープフルーツとの食べ合わせにも注意が必要な薬としても知られています。他にはアンデオテンシンII受容体拮抗剤があり、これは血管の縮みを抑える、つまり血圧が上がるのを抑える薬で、副作用は空咳や高カリウム血症、また味覚障害を発生する場合があります。
β遮断薬は緊張やストレスの状態をつかさどる神経、いわゆる交感神経の動きを抑え、血圧を高くさせない薬です。ぜんそく持ちの人に用いるのは注意が必要で避ける必要があります。また、α遮断薬も1つで、この薬もβと同じような働きをし、副作用としては立ちくらみ等の症状が確認されています。
降圧剤の使用に関しては個人の体質によっても注意が必要なときもあり、使用をする場合にはかかりつけ医などの医師の判断を仰ぐのが安心した方法であり、不安な場合にはカウンセリングなどを活用して、よく相談をすることが大事なこととなります。

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